全国各地のコミュニティオーナー/マネージャー
“シタテビト”へインタビュー

超帰省=帰省のシェアリング

超帰省を始めたきっかけは、同じ経験をした3人で各々の地元に帰省をしたこと

みずの:それって一番最初のきっかけになったのは、いつ頃になるんですか?

原田:3人の関係性をお伝えすると、僕と守谷は大学が同じで、卒業した後に「何か一緒にやりたいね」と話をしていました。2人の共通点だった「地域」にテーマを絞った時に、お互いに友人を地元に連れていくようなことをやっていたよねという話になりました。
守谷の友人の根岸っていう女の子が、本格的に地元の小田原で友人を連れていくことをやっていて、可能性もあるし共感者も多いなというところから、「3人でやっちゃう?」みたいな感じで始めましたね(笑)

みずの:きっかけのところは「何かやりたいね、プロジェクトとしてやりたいね」ぐらいの温度感だったんですかね? サークル活動のような趣味寄りの活動としてやることもできたと思いますが、そうではなく最初の方から事業というか、骨組みのしっかりしたプロジェクトとしての構想があったんですか? それとも、それはやりながら決まっていったんですか?

原田:やりながら決まった感じですね。コンセプトを作って、実際に3人の家に行ってみたんですよ 。そこで友人のお父さんが出てくることもありました。
何気ない場所なので観光地としては出せないんですけれど、「子どもの頃にここでこんな体験をした」という話が自分事化できることが多かったので、新しい旅のカタチのヒントになりましたね。

みずの:すごくイレギュラーなテーマという訳ではないのに、新しい感じがするなという気持ちなんですよね。友人同士で相互に行き来するってところが面白いなって思いましたし、「帰省のシェアリング」とおっしゃているところにすごくグッと来ましたよね。お互いに色々な人の町に行きながら、超帰省を展開していけると気づいた感じですかね?

原田:そうですね。その町に行く時って、観光目的とかスケジュールを作って考えると思うんですけれど、「その人」のその町はどんなところか分からないんですよね。守谷の町は、人口も少なくて、山の中にポツンと家があるようなところです。山の中に田んぼ畑が広がっていたのですが、これは守谷を通してしか体験できないものだと思います。

みずの:その人がツアーガイドになるので、凄くその町に惹かれそうですね!

原田:写真で見ると何気ない1枚かもしれないですけど、その人がテーマオーナーとなって紹介してくれるのが良いところですね。

みずの:日本中に帰省しようということで、noteを書いておられましたが、これは何をやろうとしているのかが分かりやすいコンテンツだなと思いますので、動画をご覧になっている皆様にも是非見ていただきたいです。

地元に友人を案内する時は「この体験を通して、何を思ってもらいたいのか」を考える

みずの:これはまさしくメンバー同士で帰省した時のお写真ですかね?

原田:これが守谷の地元ですね。

みずの:皆さんめちゃテンション高い!(笑)良いですね!これは何を収穫しているんですか?

原田:そばが有名だそうで、そばの田植えをみんなでやった時の写真ですね!

みずの:良い写真ですね!知らない場所にパッと行ってもこうはならなそうな感じですよね。すごくゆかりのある場所な感じが伝わってきます。
こちらもそうですか?

原田:根岸という女性の家で、BBQをして、根岸の地元の友人もここに参加しています。

みずの:同窓会みたいなね(笑)

原田:そうですね(笑)東京から来た友人と地元の友人を交流させてみようということで、皆で楽しく過ごしました!

みずの:1個1個のシーンはごく自然なシーンかなと思うんですが、「超帰省」としてやる中で確信犯的にそれを起こせるのが面白いなと思いましたね。

原田:ツアーの中でも、この体験を通して「何を思ってもらいたいのか」を考えていて、自分の中で何を伝えたいのかを整理しながら進めています。

原田:この写真は、僕の地元の焼津の写真です。手前の右下の2人が超帰省メンバー、奥のメンバーが地元の友人ですね。地元はお茶で有名なんですけれど、地元の子でもお茶摘みをした事のない人もいます。左の男性が高校の友人で、彼の家がお茶屋さんなので、お茶摘み体験をさせてもらいました。
こういった体験を通して、地元の子も自分の地元の文化に触れることができますし、東京と静岡の繋がりを作ることをコンセプトにしていましたね。

みずの:地元の人が地元の名物を食べないとかもあるあるな話ですよね。
「おもてなしするぞ!」というのが全体から伝わってきて良いですね。自分の町にゲストを呼ぶ時って「どこに行けば良いんだっけ?」みたいになりますよね。そう考えることで、より旅に深みが出てくる気がします。

原田:この間も、「東京から〇〇の友人が来るんだったら、私も行きたい!」みたいな声が地元の友人から出てきています(笑)

みずの:ありがとうございます。一旦この辺りで締めさせていただきます。
原田さん、ありがとうございました!

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