別府市創業コミュニティの導入事例 #3

【Tailor Works】を使って、別府に関心のある様々な方が参加しやすい”ゆるくオープンなコミュニティ”にするための工夫とは?

一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームB-biz LINK

大塚 智子 様

別府市における創業やビジネスに関心のある方々のために作られた別府市創業コミュニティ。現在では、別府に関心のある事業者や自治体の方々も参加しています。
お話を聞いたのは、本コミュニティを立ち上げた大塚智子さん。大手通信会社やスタートアップ支援会社で様々な経験をしたり、世界のあらゆる文化や環境に触れたりして、今後の生き方について考えたそうです。何か困っている方の役に立ちたいという強い思いを抱えていたところ、別府市との出会いがありました。100カ国以上の方が暮らす別府市に魅せられ、大好きな別府の活性化、課題解決の方法を探して【Tailor Works】を導入、活用しています。
こちらの記事では【Tailor Works】を使った感想や具体的な活用方法をご紹介します。

課題
  • 県外や市外のコミュニティの方と繋がることが難しい
  • 立場や役割を意識して固いコミュニケーションになってしまうことがよくある
  • イベント単体で終わってしまう
解決
  • 地域問わず、気軽に繋がることができる
  • フラットな関係性で意見交換ができる
  • イベント前後で参加者同士の関係を育める

────前回の記事では、Tailor Worksを知ったきっかけや導入を決めた3つのポイントについて伺いました。今回は、Tailor Worksの活用方法を中心にお話を聞いていきます。
まずは、オーナーとしてTailor Worksを使ってみた感想をお聞かせください。

大塚:正直、最初は少し戸惑いました。というのも、ツールの裏側の設定次第で、ユーザーに快適に活用してもらえるかどうかが決まると思ったからです。しかし何度か操作してみると慣れるもので、仲間を見つけやすくしたり、仲間からアドバイスをもらいやすくしたりなど、「こう使ってもらえるといいのでは」という方向性が決まれば、問題なくスムーズに設定できると感じました。また、多くのコミュニティメンバーにとっては初めて利用するツールなので、なるべく迷うことのないよう、事前の丁寧なご案内を心がけました。その結果、イベントを無事に開催することができ、多くの方に参加していただくことができました。

────どのようにイベントを案内するかによって、イベント当日の参加者の反応も変わってきそうですが、参加者の反応はいかがでしたか?

大塚:良いマッチングができた方や、他の参加者から良いアイデアを得られた方の反応はとても良かったです!ただ、参加者によってイベントの参加目的が異なるので、まだ全員の目的を叶えられてはいない気がしています。コミュニティ全体の反応は良いですが、個別には拾い上げられていない状況です。今後はより多くの参加者のニーズに応えられるよう、様々なテーマや方法でイベントを実施してみたいと思っています。

「マガジン」と「ディスカッション」の機能は、コミュニティメンバーがコミュニティの情報を得る場として大活躍

────具体的に、Tailor Worksをどのように活用されているのでしょうか?よく使う機能があれば、併せてお聞かせください。

大塚:「マガジン」機能は、本当に使いやすく、利用頻度も高いです。取り組みの紹介をしたり、イベントレポートをご案内するために活用しています。過去のイベントレポートを掲載しておくことで、次回参加される方に見てもらえるので、参加しやすくなっていると思いますね。私のマガジンの作成方法としては、Google Docsに下書きしておいて、それをマガジンに貼り付けて作成しています。少し調整をするだけで、完成してしまうのでとても楽なんですよ。

その他の機能でいうと、私が利用している「ディスカッション」機能の活用方法は、初心者の方にも試していただきやすいと思います。私はディスカッション機能を、イベント実施前のお互いの自己紹介の場として使っています。そうすることで、どんな方がイベントに参加しているのか事前に把握できるのでイベント参加へのハードルが低くなりますし、いざ交流する際にも話しやすくなると思います。
マガジンやディスカッションといった機能から使ってみると、使うのがきっと楽しくなりますよ!

Tailor Works上で利用できるマガジン機能とディスカッション機能
Tailor Worksのココが便利!
  • マガジン機能で投稿したレポートのリンクをSNSなどで拡散すれば、コミュニティの周知やメンバー以外の方々をコミュニティに集めることも可能。
  • 地域課題やお悩みは積極的にディスカッションへ投稿することで、早期の課題解決やビジネスマッチングが生まれることも。

────ありがとうございます。コミュニティメンバーに活用してもらうために、工夫した点はありますか?

大塚:マガジンに写真を差し込んで、コミュニティの様子がなるべく伝わるように工夫しました。また、イベントのタイトルを「〇〇×別府」と題して、創業に限らず別府に関心のある方であればどなたでも参加いただけると伝えた回もありました。伝え方については、かたくならないように工夫していますね。コミュニティの参加条件はあまり設けず、”ゆるくオープンなコミュニティ”にしています。

コミュニティメンバーが前を向いて活動し続けられるように、コミュニティに”ゆるさ”を取り入れた

────”ゆるさ”がコミュニティ継続のポイントの1つなのではと感じましたが、何か背景や理由があるのでしょうか?

大塚:はい、2つあります。1つ目は、新型コロナウイルスが流行した際に見た、事業者の方々や仲間たちの様子でした。思うように活動できない中でも、自分なりに情報発信をしたり、仲間たちとオンラインで連絡を取り合ったり、緩やかにコミュニケーションを続けていたんです。厳しい状況でもコミュニティを継続するには、この”ゆるさ”が意外と大事なんだと気がつきました。

2つ目は、起業や創業といった一本道しか見えない状態にならないためです。起業や創業をしたいという方の目指すビジョンや想いを聞くと、共感し、心から応援したいと思います。しかし、その方が試行錯誤を重ねる中で「やっぱりやめます」ということも結構多いんです。

今となっては、その方の気持ちをありのまま受け止められるのですが、以前は私がその方の想いを勝手に膨らませすぎてしまって「みんなで協力してここまでやってきたのになぜやめるんだろう?」と思うこともありました。しかしよく考えると、一番のリスクを負っているのは、やめる決断、立ち止まる決断をしたご本人なんですよね。

そのことに気づいてからは、その方が追い詰められる前に、逃げ道を用意することを心にとめています。一本道しか見えない状態にならないように、お話を聞いたり、仲間と会話する機会を設けたりしています。ゆるさがないコミュニティだと、起業宣言からには必ず実現しないといけない、と思ってしまうかもしれませんが、起業・創業は通過点。いくらでも試行錯誤できる。どんな決断にも、チャレンジを重ねている方には、「Good jobです!」という言葉をかけています。

────これまで様々な環境を経験した大塚さんだからこそできる工夫のように感じました。
イベントを案内する際にも工夫されていることがあるそうですね。

大塚:イベントの案内方法として、Facebookでイベントを立て、イベント申込先としてTailor Worksへ案内しています。やはりFacebookを使っている方がまだまだ多いんです。まずはコミュニティについて多くの方に知ってもらう必要があると考え、今はFacebookとTailor Worksの両軸でイベントを案内しています。

大塚さんがFacebookに投稿した、イベントの案内内容
大塚さんがFacebookに投稿した、イベントの案内内容。
参加手順や参加してほしい方の情報が丁寧に記載されている。
Facebookで案内をすることで、コミュニティメンバー以外の方々にも案内可能。
Tailor Worksのココが便利!

Tailor Worksは、コミュニティメンバー以外の方も簡単な登録手続きにより、その場ですぐにコミュニティに参加できる。

※承認制コミュニティには、コミュニティオーナーの承認が必要

また、ぜひ参加してほしい方やお互いにとって化学反応が生まれそうな方々には、個別にメッセージを送るようにしています。そこで近況を知ることができたり、交流が生まれるのでとても大事にしています。

────Tailor Worksの具体的な機能にも触れながら、活用方法をご紹介いただきました。コミュニティオーナーとして参考になりそうな点もあったので、ぜひ皆さんも試せる工夫から始めてみてください。次回は、今後のコミュニティの展望について、お話を伺います。

もっとTailor Worksについて知りたい方は、お役立ち資料をご覧ください。

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